どぼじょのIT学習ブログ

高専卒土木女子がIT業界を目指してお勉強。

【FJORD】PostgreSQLの基本操作

本日はPostgreSQLというDB(データベース)をdebianにインストールして使ってみます💡
わたしは昨日の記事のとおり、macのターミナルからさくらVPSdebianssh接続できるようになりました。
なのでキャプチャはターミナルですが、debianに接続しています💡

目次

1.インストール

まず、PostgreSQLをインストールします。apt-get installでインストールできるので、やってみます!
f:id:mistyrinth:20181020142441p:plain
Yを入力してインストール完了!
インストール中の文字を見ると、何やらいろんなファイルが作られています。
この過程でpostgresというユーザーが作成されています!グループはssl-certです。
このpostgreは、データベースの管理ユーザーです。
ここでユーザーをsayakaからpostgresに切り替えます。
f:id:mistyrinth:20181020143544p:plain
ユーザー名のところがpostgreに変わりました!😆
postgreユーザーからpsqlを実行し、最後に/qでインストール終了です。
f:id:mistyrinth:20181020144128p:plain

2.データベースユーザーの追加

次に、データベースに接続するためのユーザーを追加します。
これも管理ユーザーpostgreから行います。
今回作成するユーザーの名前はdbadminにします(悪役のような名前ですが笑)
実行したコマンドはcreateuser --pwprompt --interactive dbadminです。 f:id:mistyrinth:20181020145440p:plain
最後のyでスーパーユーザーに設定したので、dbadminはデータベースのあらゆる権限を持ちました。
ちなみにユーザーの削除はdropuserコマンドで可能です😎

3.ユーザーの切替え

作成したdbadminに切り替えてみます。
psql -U dbadmin -d postgres -h localhostです。
これはpsqlコマンドの実行にオプションがついているだけです。
コマンドは初めて見るとややこしそうですが、こちらのサイトに綺麗にまとまっています💡

qiita.com

f:id:mistyrinth:20181020150653p:plain
これでdbadminになりました!これもう「DBアドミン」ではなく「Dバッドミン」って読んでしまいますね笑

4.データベースの作成

続いて、データベースを作成します💪データベースの名前はdbsampleとします。
create database dbsampleを実行します。 f:id:mistyrinth:20181020151525p:plain
Linuxの操作では、ファイルやディレクトリを作成しても何か表示されるわけではなく、そっと作成されているのですが、PostgreSQLでは大きな声で復唱してくれるようです🗣
データベースが作成できたか確認するために、データベースの一覧を表示します。
\lコマンドでデータベースの一覧を表示してくれます。バックスラッシュのあとはListのLの小文字です。
f:id:mistyrinth:20181020152242p:plain
一番上にdbsampleがありますね!!無事作成できました\(^^)/
\qpsqlを終了します。
なお、データベースの削除コマンドはdrop databaseになります。

5.外部接続許可

データベースに別の端末から接続することを許可する設定をします。
設定ファイルはいくつかありますが、/etc/postgresql/9.6/mainにまとまって保存されています。9.6はpostgreSQLのバージョンですね💡
vimを使ってpostgresql.confというファイルを編集します。
f:id:mistyrinth:20181020181611p:plain

開いて59行目にある#listen_adresses = 'localhost''localhost''*'に変更し、コメントアウト#を消します。
f:id:mistyrinth:20181020182919p:plain
:wqで保存&終了です。

同様に、pg_hba.confを編集します。
f:id:mistyrinth:20181020183738p:plain
少しスクロールして、91〜92行目にIPv4 local connectionsという項目があるので、その次の93行目に1行追加し、192.168.0.0/24の範囲に接続を許可しました!
f:id:mistyrinth:20181020190234p:plain
最後に設定を適用するため、PostgreSQLを再起動します💪
f:id:mistyrinth:20181020190338p:plain

6.バックスラッシュコマンド

先程やったユーザーの追加やデータベースの追加、データベース一覧の表示以外に、PostgreSQLの基本操作を紹介します!
データベース自体の機能にまで踏み込むのはもう少し先の話ですが、ここでは簡単な操作をまとめます。
バックスラッシュ\から始まるコマンドに沢山の種類があります。
\?でバックスラッシュコマンドのヘルプを見ることができます!
f:id:mistyrinth:20181020193222p:plain
これずっと下までスクロールできるくらい沢山書いてあります👀
\hで利用可能なSQL文の一覧が表示されるなどありますが、高度な内容になってきたので、ひとまず見るだけにしておきます笑
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本日は以上です!