【FJORD】PostgreSQLの基本操作
本日はPostgreSQLというDB(データベース)をdebianにインストールして使ってみます💡
わたしは昨日の記事のとおり、macのターミナルからさくらVPSのdebianにssh接続できるようになりました。
なのでキャプチャはターミナルですが、debianに接続しています💡
目次
1.インストール
まず、PostgreSQLをインストールします。apt-get install
でインストールできるので、やってみます!
Y
を入力してインストール完了!
インストール中の文字を見ると、何やらいろんなファイルが作られています。
この過程でpostgres
というユーザーが作成されています!グループはssl-cert
です。
このpostgre
は、データベースの管理ユーザーです。
ここでユーザーをsayaka
からpostgres
に切り替えます。
ユーザー名のところがpostgre
に変わりました!😆
postgre
ユーザーからpsql
を実行し、最後に/q
でインストール終了です。
2.データベースユーザーの追加
次に、データベースに接続するためのユーザーを追加します。
これも管理ユーザーpostgre
から行います。
今回作成するユーザーの名前はdbadmin
にします(悪役のような名前ですが笑)
実行したコマンドはcreateuser --pwprompt --interactive dbadmin
です。
最後のy
でスーパーユーザーに設定したので、dbadmin
はデータベースのあらゆる権限を持ちました。
ちなみにユーザーの削除はdropuser
コマンドで可能です😎
3.ユーザーの切替え
作成したdbadmin
に切り替えてみます。
psql -U dbadmin -d postgres -h localhost
です。
これはpsql
コマンドの実行にオプションがついているだけです。
コマンドは初めて見るとややこしそうですが、こちらのサイトに綺麗にまとまっています💡
これでdbadmin
になりました!これもう「DBアドミン」ではなく「Dバッドミン」って読んでしまいますね笑
4.データベースの作成
続いて、データベースを作成します💪データベースの名前はdbsample
とします。
create database dbsample
を実行します。
Linuxの操作では、ファイルやディレクトリを作成しても何か表示されるわけではなく、そっと作成されているのですが、PostgreSQLでは大きな声で復唱してくれるようです🗣
データベースが作成できたか確認するために、データベースの一覧を表示します。
\l
コマンドでデータベースの一覧を表示してくれます。バックスラッシュのあとはListのLの小文字です。
一番上にdbsample
がありますね!!無事作成できました\(^^)/
\q
でpsql
を終了します。
なお、データベースの削除コマンドはdrop database
になります。
5.外部接続許可
データベースに別の端末から接続することを許可する設定をします。
設定ファイルはいくつかありますが、/etc/postgresql/9.6/main
にまとまって保存されています。9.6はpostgreSQLのバージョンですね💡
vimを使ってpostgresql.conf
というファイルを編集します。
開いて59行目にある#listen_adresses = 'localhost'
の'localhost'
を'*'
に変更し、コメントアウトの#
を消します。
:wq
で保存&終了です。
同様に、pg_hba.conf
を編集します。
少しスクロールして、91〜92行目にIPv4 local connections
という項目があるので、その次の93行目に1行追加し、192.168.0.0/24
の範囲に接続を許可しました!
最後に設定を適用するため、PostgreSQLを再起動します💪
6.バックスラッシュコマンド
先程やったユーザーの追加やデータベースの追加、データベース一覧の表示以外に、PostgreSQLの基本操作を紹介します!
データベース自体の機能にまで踏み込むのはもう少し先の話ですが、ここでは簡単な操作をまとめます。
バックスラッシュ\
から始まるコマンドに沢山の種類があります。
\?
でバックスラッシュコマンドのヘルプを見ることができます!
これずっと下までスクロールできるくらい沢山書いてあります👀
\h
で利用可能なSQL文の一覧が表示されるなどありますが、高度な内容になってきたので、ひとまず見るだけにしておきます笑
本日は以上です!