どぼじょのIT学習ブログ

高専卒土木女子がIT業界を目指してお勉強。

就職先が決まりました

この度プログラマとしての就職先が決まりましたー!🎉
今までの経緯を簡単に記録しておきます✍️
これからIT業界へキャリアチェンジする方にとって少しでも励みになれば幸いです😊😊

目次

1.建設・不動産の仕事を退職

元々建設・不動産の仕事をしていました。
IT業界の若い人にとっては噂に聞くだけの世界かもしれませんが、電卓やFAXや書類の郵送が当たり前の世界🙂
パソコンが苦手な社員も沢山います。
彼らのメインの仕事は別にあって、パソコンを覚えることはあまり優先順位高くないのです。(ただし CAD 使える人はわりといます)
でもやっぱり人手不足が加速する中、 excel でも DB でも使って業務を正確に迅速に行えるようになっていかないと、手間がかかって残業も多いし、せっかく面白い仕事なのに大変でもったいないなと思いました。

そこで、IT技術を身につけて不動産業のメインの仕事以外の手間をできるだけ減らしたいと思い、IT業界へのキャリアチェンジを決めました!

2.プログラミングスクールで学習することにした

ITのことを知らずにいきなりIT企業に転職するのは不安がありました。
未経験でも求人はありますが、「誰でもできる」「パソコンが苦手でもOK」「未経験率○%以上」なんてちょっと信じられないというか、その程度の仕事しかさせてもらえなさそうだし、都合良く使い潰されそうだな〜と思いました笑
というのも自分が採用側だったら、新卒でもないのに何も知らない人が来たらめちゃくちゃ困る🤔
というわけで、まずはちゃんと勉強したいと思い、フィヨルドブートキャンプに参加することにしました。
フィヨルドは信頼のおける友人に教えてもらったうえで自分でもよく考えて選びました。
今でもこの選択は間違ってなかったなと思います!🙂
ただし誰にでもフィヨルドを推すわけではないのでそれは次に書きます💡

3.フィヨルドブートキャンプに参加

フィヨルドブートキャンプに参加しました。世田谷区にオフィスがあり、近くの人はオフィスで勉強するも良し、遠方の人は自宅でリモートで勉強するも良し、というスクールです。
私は関東圏内とはいえかなり遠いので、ずっとリモートで参加していました👩‍💻
以下、フィヨルドブートキャンプのいいところと注意点です👀

3-1. いいところ

プログラミング以外のことも広く学べる

これはフィヨルドブートキャンプに決めた一番の理由です。他のプログラミングスクールには RubyRuby on Rails を勉強して終わり、という感じのがありましたが、ITの仕事するなら絶対それだけじゃ足りないと思いますww
フィヨルドはメインの Ruby 以外に Linux や HTML, Git, SQL など一通り触れることができるので、これはかなりありがたいと思いました🙏

リモートでもわからないところは聞ける

リモートで近くにメンターがいなくても、掲示板やSlackでわからないところを質問できます。
メンター以外にも他のユーザーが回答してくれたりします。
初心者であることに理解のあるスクールなので、どんなに初歩的な質問でも回答がいただけます。
何がわからないかわからない状態でも、考えていることや現状を伝えれば「こうしてみたらどうなりますか」「ここはどうなってますか」などヒントをいただけるので、ちょっとずつでも進むことができます。

課題が困難

良くも悪くも課題が難しいです!笑
課題にはいくつか条件が提示され、それを全て満たすものを作って提出します。
初心者なので、条件の意味がわからない、どこから手を付ければ良いのかわからないことが往々にしてあります。
スクールと謳っていますが丁寧に手順を示されるわけではないので、自分で調べて解決していく以外に課題をクリアする方法はないと思います。
でも仕事っていつもそうだよね〜と思いながら進めるのがいいです😂
既にやり方がわかっていたらラッキー。
そういう意味ではITの仕事に就く前にこういう経験できるのは良かったなと思います。

学習の経緯が成果として残る

フィヨルドでは、学習したことを日報をまとめたりブログを書くことになっています。
他の人の日報やブログを見ることができますが、かなり性格が出ます笑
日報、ブログに時間をかけてしっかりまとめておくと、後で自分が助かります。
どの参考書よりも自分にとってわかりやすい記事が残ります。
文章を書くのはちょっと面倒ですが、手を抜かなくて良かったなと思う点です。

就職先の斡旋

フィヨルドブートキャンプでは就職先を斡旋してくれます。
私は結果的にそこに至る前に自分で就職先を決めてしまいましたが、業界未経験者にとって斡旋はかなり嬉しいことです😆
変にブラック企業にあたる確率も低いのでは?と思います。何をブラックと思うかは人によって少し違うので、ゼロとは言いきれませんが。

3-2. 注意点

課題が困難

良くも悪くも課題が難しいです。
自分で調べて考えて時間をかけても、どうしてもわからないことってあります💦
そんな時に近くに聞ける人がいるとすごく良いと思います!というか、いないと無理かも笑
オフィスに行けばメンターがいますが、リモートだとこのへん結構困ります。
私は地域コミュニティにかなり助けられました!
わからないことは「私の現状の能力でこれ以上調べても理解できない」と結論が出るまで調べる。気になれば一人でも勉強会に参加する。わからないところはわかるまで質問する。
かなりエネルギーのいることですが、幸い地域のエンジニアの方々と知り合うことができ、貴重なお時間をいただきながら学習を進めることができました。本当に本当に感謝です🙇‍♀️

質問するのが結構難しい

リモートで何がわからないかわからない状態だと、質問も難しいです。
よくわからず的外れな質問をしてしまうと、いただく回答も当然解決には繋がらないです。
でも周りの皆様は本気で考えて回答してくださるので、質問できず進まないよりは質問して何かヒントを得られるほうがいいのかなと思います。
とはいえ質問者・回答者共に根気のいるやりとりになり、これが結構疲れてしまいますw

3.就職活動

私は斡旋先企業のこともよく知らないので、とりあえずプログラマとしてどこかに就職して経験を積んで、それから折を見て不動産業界に手を出していこうかなと考えていました。長い道のりですが笑
ところが縁あって不動産業界のITソリューションをやっている企業に無事11月に入社することが決まりました!
いきなり不動産系の仕事できるとは思っていなかったので本当にありがたいです✨
前職を退職してから約1年2ヶ月です。長かった〜!

4.思ったこと

これまでの経緯で思ったことをまとめます。

やりがいを感じるポイントは人それぞれ

エンジニアの仕事の魅力のひとつとしてよく言われる在宅ワークやリモートワークなど、私も最初はいいな〜と思っていました。
通勤時間もないし、そのぶん家のこともできるし、女性のキャリア的にはめちゃくちゃ魅力的なのはわかります。
一方で私は顧客やチームメンバーと直接顔を合わせて話す時間が好きで、直接お礼言われたりすることで達成感を感じて仕事が楽しいと思ってきたので、在宅ワークはちょっと孤独感じそうだなと思っていました。
特に不動産業界のIT領域を担っていきたいと考えると、顧客と会わない選択肢は無いなと思いました。
人と会うのが苦手な人もいれば、人と会うからこそ楽しいと思う人もいるので、自分のやりがいをよく考えて、会社の魅力的な制度が自分にとって本当に必要かどうか考えると、選択肢の幅が広がると思いました💡

女性エンジニアという言葉

IT業界は女性比率が低いらしいのですが、建設・不動産業も女性は少なかったです。
もっと言うと工学部は女性が少ないです。
なのになぜかIT業界に片足を踏み入れた途端、「女性エンジニア」「女性の働き方」「RailsGirls」など、女性であることにフォーカスをあてた言葉を目にすることが圧倒的に増えました👀
最初はなぜ女性というだけで集まるのかよくわからなかったのですが、それだけIT業界の女性進出が進んでいる気がします。これはすごいこと!
昔「全国土木系女子の会」という年1回のイベントで黒部ダムの見学に行ったことがありますが、全国規模のわりに小型バス1台で収まってしまいました😂
工事現場に行くと男性用トイレしか無いところもあるので、生理中とか本気で現場に行きたくなかったりします。
ゼネコンだと女性というだけで就職を断られることもあります。まあ確かに力仕事なうえに危険で責任も重い仕事なので、一応理解できますが…笑
こんなふうに、女性だから仕方ないって思っていたこと今まで沢山あったのですが、もしかしたら仕方なくなかったのかも?と思えるようになってきました🤔🤔
IT業界だけでなく世の中どんどん誰でも働きやすい雰囲気になっていってほしいです。
老若男女、適材適所です。

5.これからのこと

11月入社でしばらくの研修期間を経て、実務に入っていくことになります。
フィヨルドでは Ruby を学んだのですが、就職先で扱う言語は Ruby ではないので、また1から言語を学ぶことになります。
このブログは引き続き学習記録をちまちまと書いていくかもしれませんのでよろしくお願いします😎