Rakeの基本
今回はRubyで使える便利なツール、Rakeというものを扱ってみます!
目次
1.Rakeとは
Rubyに限らず、アプリケーションを構築するとき、手順を自動化したりするビルドツールというのがよく使われます💡
有名なビルドツールにMake
というものがあるそうですが、文法が難しいみたいです😨
Rake は Ruby-Make の略で、Rubyの文法で使えるビルドツールです。
以下のサイトの前半が参考になるようですので、見ながらやっていきます👀
ファイルを扱う作業をRakeで便利にしよう!(パート1:概要編) - るびくる&RBのRubyプログラミング大作戦! - rubicle.net
インストールにはgem
を使って# gem install rake
とするのですが、私の場合、RubyGemsをインストールしたときに Rake も一緒にインストールされています。
参考記事:RubyGems
念のため確認してみます!rake --version
を実行すると、インストールされている Rake のバージョンが表示されます🙂
Rakeのバージョン12.3.1
がインストールされていることが分かりました!✨
2.Rakeの使い方
2-1. Ralefileを作る
Rakeを使うには、まずRakefile
という名前のファイルを作成し、その中にRakeを使って実行したい一連の流れをタスクとして定義します。
とりあえず以下の手順で、デスクトップにRakefileを作ってみました!
Ralefileの内容は以下のとおりです。
testfile
という名前のタスクが定義されています。
"Hello Rake world."と書かれたテキストファイルを作るタスクです😶
実行するには、rake testfile
コマンドです!💪
するとデスクトップにhello-world.txt
というファイルが作成され、中にはHello rake World.
と書かれています🎉
このように、RakeはRakefileの中身を解析し、その内容に従ってビルドを進めるということがわかりました!
3.C言語を使ってビルド
C言語で書かれたソースコードを使ってビルドすることもできます👌
と言っても私はC言語を使えないので、gistを拝借します😆😆
知らない方のgistを挨拶無しで使ってしまうことに対して非常に抵抗がありますが、公開されているし…
このあたりのマナーはよく分からないので、IT業界に入ったら身につけていけるのではないかと期待しています笑
このRakefileを実行したら何かが起きるはず!と思ったら、結果は以下のとおりでした。
hello.c
が無いみたいです。これ、gistの1番目にあったC言語のソースコードの名前ですね😐
このファイルが同じディレクトリに無いとだめなんですね!!
当たり前と言われれば当たり前かもしれませんが、C言語読めなかったのでスルーしてしまいました…笑
今度は実行したディレクトリ(私の場合デスクトップ)にhello
とhello.o
というファイルが作成され、ターミナルにも実行結果が現れました😇
ちなみにデスクトップに生まれたhello
とhello.o
の中身は、cat
で見ると文字化けしているようでよく分かりませんでした😗笑
Rakeの使い方は以上です〜!