どぼじょのIT学習ブログ

高専卒土木女子がIT業界を目指してお勉強。

Rakeの基本

今回はRubyで使える便利なツール、Rakeというものを扱ってみます!

目次

1.Rakeとは

Rubyに限らず、アプリケーションを構築するとき、手順を自動化したりするビルドツールというのがよく使われます💡
有名なビルドツールにMakeというものがあるそうですが、文法が難しいみたいです😨
Rake は Ruby-Make の略で、Rubyの文法で使えるビルドツールです。
以下のサイトの前半が参考になるようですので、見ながらやっていきます👀

ファイルを扱う作業をRakeで便利にしよう!(パート1:概要編) - るびくる&RBのRubyプログラミング大作戦! - rubicle.net

インストールにはgemを使って# gem install rakeとするのですが、私の場合、RubyGemsをインストールしたときに Rake も一緒にインストールされています。
参考記事:RubyGems

念のため確認してみます!rake --versionを実行すると、インストールされている Rake のバージョンが表示されます🙂
f:id:mistyrinth:20181203144802p:plain
Rakeのバージョン12.3.1がインストールされていることが分かりました!✨

2.Rakeの使い方

2-1. Ralefileを作る

Rakeを使うには、まずRakefileという名前のファイルを作成し、その中にRakeを使って実行したい一連の流れをタスクとして定義します。
とりあえず以下の手順で、デスクトップにRakefileを作ってみました!

  1. cdコマンドでデスクトップに移動
  2. vim Rakefile のコマンドでRakefileを作成
  3. 先程の参考サイトに載っている内容をコピペ

Ralefileの内容は以下のとおりです。
f:id:mistyrinth:20181203150028p:plain

testfileという名前のタスクが定義されています。
"Hello Rake world."と書かれたテキストファイルを作るタスクです😶
実行するには、rake testfileコマンドです!💪
するとデスクトップにhello-world.txtというファイルが作成され、中にはHello rake World.と書かれています🎉
f:id:mistyrinth:20181203150633p:plain

このように、RakeはRakefileの中身を解析し、その内容に従ってビルドを進めるということがわかりました!

3.C言語を使ってビルド

C言語で書かれたソースコードを使ってビルドすることもできます👌
と言っても私はC言語を使えないので、gistを拝借します😆😆
知らない方のgistを挨拶無しで使ってしまうことに対して非常に抵抗がありますが、公開されているし…
このあたりのマナーはよく分からないので、IT業界に入ったら身につけていけるのではないかと期待しています笑

gist.github.com

このRakefileを実行したら何かが起きるはず!と思ったら、結果は以下のとおりでした。
f:id:mistyrinth:20181203155711p:plain
hello.cが無いみたいです。これ、gistの1番目にあったC言語ソースコードの名前ですね😐
このファイルが同じディレクトリに無いとだめなんですね!!
当たり前と言われれば当たり前かもしれませんが、C言語読めなかったのでスルーしてしまいました…笑
今度は実行したディレクトリ(私の場合デスクトップ)にhellohello.oというファイルが作成され、ターミナルにも実行結果が現れました😇
f:id:mistyrinth:20181203162112p:plain

ちなみにデスクトップに生まれたhellohello.oの中身は、catで見ると文字化けしているようでよく分かりませんでした😗笑

Rakeの使い方は以上です〜!