どぼじょのIT学習ブログ

高専卒土木女子がIT業界を目指してお勉強。

【FJORD】Linuxのシェル操作

本日はLinuxのシェルについて、操作方法を中心に勉強です。
目次

1.シェル変数

シェル変数と言っていますが、「変数」という理解で大丈夫だと思います。現在実行中のシェルで使う変数なのでシェル変数と呼びます。
シェルを終了するとシェル変数の設定は失われてしまいます。
対して「環境変数」はシェルが変わっても継承される変数です。
変数は英語で variable なので、よく var という変数名が使われます。

1-1. シェル変数の設定

シェル変数$varの値をexampleに設定したいときは、var=exampleを実行します。(下図の入力1)

1-2. シェル変数の設定値を出力

echoコマンドで、シェル変数の設定値を出力できます。シェル変数の先頭に$がつきます。(下図の入力2)

1-3. シェル変数の削除

unsetコマンドで、シェル変数自体を削除できます。シェル変数の先頭には$ がつきません。(下図の入力3)
1-1から1-3のコマンドを実行すると、以下のようになります。
f:id:mistyrinth:20181018111755p:plain

1-4. シェル変数を環境変数にする

exportコマンドで、シェル変数を環境変数にすることができます。シェル変数の先頭には$がつきません。

1-5. シェル変数の一覧を見る

setコマンドで、現在設定されているシェル変数の一覧を見ることができます。setの後には変数名も何もつきません。

2.シェルスクリプト

これまでのコマンドの実行は、コマンドに対して答えが返ってくるという対話方式でした。
これに対し、シェルでスクリプトを使うと、一連の処理の自動化などを行うことができます!

2-1. スクリプトの作成

まず、実行したいコマンドをテキストエディタに書いて保存します。
今回、ファイル名をshellscriptとして、現在の日時を表示するスクリプトを書いてみました🙂
f:id:mistyrinth:20181018115949p:plain 1行目の#!/bin/shは、「これはスクリプトですよ」と言うための決まり文句のようなものです。
詳しくは、シェルで読み込んだファイルで「ファイルの書き出しが#!のとき、#!の後に続くコマンドに2行目以降の全てを渡す」という意味らしいですよ🙃
ここで、echodate の2つを/bin/shに渡すためのスクリプトが作成されました💡

2-2. スクリプトの実行

shコマンドでスクリプトの実行ができます。
f:id:mistyrinth:20181018121422p:plain 先程作ったshellscriptというスクリプトが実行され、echodateの結果が並んで出力されました!🎉

シェルについては以上です👋